注文住宅、予算が足りない…と悩んだら!減額できるポイント集~設備編~
もうちょい…もうちょい減額したいんだよなぁ~
今回は設備編!
この辺りもけっこうお金がかかるから注意しよう!
この記事で分かること
・標準仕様について
・住宅設備の減額ポイント
このブログについて
前回に引き続き、減額するためのポイント集!
今回は設備編です。
キッチンや風呂、トイレなどの水回りからエアコンや窓など…。
住むうえで必要不可欠な設備にも大きな費用がかかります。
これらも自分たちに合ったグレードにすることで減額することができます。
標準仕様について考える
まず、住宅設備を検討する大前提として…
なるべく標準仕様に!
ということです。
標準仕様は主にキッチン、風呂、トイレや窓などその会社で定められた追加料金のかからない設備の仕様です。
住宅設備を決めるときはメーカー(LIXIL、TOTOやタカラスタンダードなど)のショールームに行って自分たちの仕様を決めていきます。
ただ、ここには危険がいっぱいです。(笑)
やっぱり高級グレードのキッチンはかっこいいし風呂もトイレも使い心地がよさそうだし便利な機能がいっぱい…本当に魅力的です。
ああ、こっちのグレードにしたい!
このオプションつけたい!
…なーんてことをしていると平気で100万クラスの増額になります。
なので、よっぽどこだわりがない場合は標準仕様にしておいた方がいいと思います。
上を見るときりがなくなってくるので…。
もしくは、住宅会社を選ぶ一つの条件として標準仕様のグレードが高い会社を入れましょう。
会社にもよると思いますが標準仕様が高かったりいらないオプションが入っていた場合も外すことで減額することができると思います。
キッチンやお風呂などはリフォームなどの機会がない限りなかなか変更することができません。
変更できないし、どうせならいいグレードを…
となりがち(私がそう)ですがここにかかる費用も大きいです。
家づくりをしているとだんだん金銭価格が狂ってきて10万円程度のオプションなどの追加もあまり考えずに平気でするようになってしまいます。
(いわゆるマイホームハイ)
なので一度冷静になって本当に必要なのか、金額に見合う価値があるのかを考えることをおすすめします。
私はなんとなくいいかなくらいの感覚で特に意味もなく高いグレードのお風呂にしようとしていました…。(笑)
我が家は基本的な住宅設備(キッチン、風呂、トイレ、洗面台)は中級グレードですが後悔はありませんし、アパートの時と比べると格段に使いやすい(当たり前ですが…)ので特別なこだわりを持たない方なら大丈夫だと思います。
住宅設備選びは楽しくもありものすごく悩むポイントでもあると思います。
なので家族でよく考えて、話し合いをして自分たちの身の丈に合ったグレードの住宅設備を選ぶようにしましょう。
住宅設備の減額ポイント
①その扉いりますか…?
②水回りもコンパクト!
③勝手口って使いますか?
④窓を減らそう!種類を変えよう!
⑤玄関ドアのオプションは必要なのか
①その扉いりますか…?
我が家の押し入れ&2階のクローゼットには扉がありません。
両方ともロールスクリーンによる目隠しのみです。
扉の減額も意外とバカになりません。
我が家場合ですが扉の値段が1枚あたり5万円でした。
それで3か所の扉をなくしています
ロールスクリーンが高めに見積もって大体1か所1万円とした場合、
5万円/扉×3か所ー(1万円/ロールスクリーン×3か所)=12万円となります。
それにロールスクリーンだと扉を開けるスペースも必要ないしそれで困ったこともありません。
特に寝室や子供部屋など家族しか使わないようなところで導入するのがおすすめです!
②水回りもコンパクト!
水回りは家づくりにおいて大きくお金のかかるところです。
トイレを2か所から1か所にするだけで50万円程度減額できると思います。
私は夜中トイレに起きるタイプの人間なので2階へのトイレ設置を検討していましたが結局やめました。
理由としては年取って階段の上り下りがつらくなったりもっとトイレが近くなってから設置すればいいかと思ったからです。
それに生活の仕方が変わって1階の小上がりを寝室にしてもいいかとも思っています。
後からリフォームする場合の方がコストはかかりますが、20年、30年後に必要になるとも限りませんし必要になったとしてもその頃には故障や劣化でトイレを交換する時期になっているかもしれません。
その辺りを考えて我が家は2階トイレを採用しませんでした。
それに、細かいところだと水道管や排水管の長さも資材の一部になってきます。
なので、キッチン、トイレ、風呂、洗面台などがまとまっている方が資材代が安くなります。
これは間取りに大きく影響される点ですし、そこまで極端な間取りにしなければ気にしなくてもよいと思います。
③勝手口使いますか?
勝手口には
・ごみ捨てを外に出せる
・買い物したものの搬入
・外干しがしやすい
など、便利な勝手口ですが個人的には不要だと思います。
今あげたようにメリットもあるのですがデメリットの方が大きいと思います。
・費用面
・住宅性能の低下(寒く、暑くなりやすい)
などのデメリットが挙げられます。
まず費用面、勝手口自体の費用がそこそこかかると思います。
我が家は見積もりもとっていないので分かりませんが最低でも20万円くらいはかかるのかなと思います。
さらに、勝手口までの動線も必要です。
つまり、外構でも勝手口周辺や勝手口までの整備が必要になります。
そして、住宅性能の低下という面。
住宅における熱の損失、つまり冷房や暖房で発生した空気はほとんど窓やドアから逃げていくそうです。
勝手口があるとドアが1枚増えるということになるので単純にその分冷房、暖房の効率が下がることになります。
私が住んでいる北海道という土地柄もありますが(冬は雪で使用できない)個人的には必要ないのかなと思います。
④窓を減らそう!種類を変えよう!
窓にもかなりの金額がかかっています。
我が家は北海道という土地柄もあり断熱性には少しお金をかけました。
窓も樹脂サッシのトリプルガラスです。
この仕様で窓を2枚減らす、サイズダウン、種類の変更で15万円程度の減額ができました。
窓の種類を変えよう!
種類の変更は片開きの窓からFIX窓という開けることのできないタイプにしました。
こちらの方が窓を開ける機構が無いので安くなります。
見た目も枠がなくなるのでこちらの方がすっきりした見た目になります。
なので開ける必要性が無いかな…?という場所はFIX窓も検討してみてください。
そこに窓はいりますか…?
我が家が無くした2枚の窓ですがそれは…
・トイレ
・お風呂
の2か所です。
正直、無くても全く困っていません。
換気の面で心配している方もいると思いますが、現在の住宅には必ず24時間換気を設置することになっています。
ですから、窓が無くても換気はされますし、匂いがこもることもありません。
明るさや開放感という面でも、どのみち夜は暗いので照明は必要ですしトイレやお風呂に開放感なんているのかな…と思います。
窓があることで掃除も必要になってきますしこの2か所は大きなこだわりのない方は必要ないと思います。
窓が減ることによるもう一つの効果
先ほども書きましたが窓は大きな熱の損失を生んでしまう場所です。
分厚い壁が薄いガラスになるんだから当たり前っちゃ当たり前ですよね。
我が家はトリプルガラスといういいグレードをオプションで導入しましたが冬はそれでも窓に手を近づけると多少冷たいです。
なので、窓を減らすことで住宅性能を上げることができます。
減額もできて、過ごしやすい家になるなんてめちゃめちゃいいですよね!
窓を減らす注意点
窓には採光、通気、太陽光による暖気の取り込み(冬のみ)の役割があります。
なのでむやみに減らすのではなく、担当の方と話し合って不要な箇所を減らしたり、変更するようにしてください。
⑤玄関ドアのオプションは必要なのか
玄関ドアのオプションといえばタッチキーやカードキーなどの鍵穴を回さなくてもかざすだけで家に入れるようなものがあります。
Instagramとかでも大人気ですよね~。
我が家はもちろんついていません。(笑)
最初は私もInstagramを見て
これは絶対あった方がいい!
必要だ!!
と影響されまくりでしたが結局つけていません。
理由としては2つあります。
①費用面
もちろんこれです。おそらく10万円台、いや、もっといくかも…なくらいの費用がかかってくると思います。
でも、便利ならこのくらい…
という意見もあると思います。
ただ、もう一つ懸念すべき箇所があります。それは…
②故障時の対応
色んなオプション全般に言えることですが電動で動かすものは故障のリスクが大きいと思います。(結局は家電のようなものなので…)
玄関キーに関しても同じです。
故障した場合、さすがに玄関ドア丸ごと交換…という訳ではないでしょうが、配線等もあるでしょうし時間も費用もかなりの額かかるんじゃないのかな…と思っています。
なので我が家では代わりに、後付けのスマートキーを付けています。
めちゃくちゃおすすめですしこれで十分機能は果たしています。
ざっくりメリットを挙げると
・とにかく安い(我が家が使っているのはセットで1万円程度)
・機能面ではそんなに差はない
・交換が簡単
などがあげられます。
詳しくはまた後日後付けスマートキーの記事を書こうと思うのでその時に…。
まとめ
以上が減額できるポイント集の設備編でした。
なるべくオプションをつけず、後付けしたり、減らしたりすることで上手くいけばかなりの額を減額できると思います。
我が家も色々なものを減らしたり、無くしたりしていますがあれが無いから…と気になるということはほとんどありません。
住んでみるとそれが無い生活に慣れてしまうので案外気づかないしよっぽど暮らしづらくならなければ気にならないと思います。
減額に関しては次回、家具編で終わりになる予定です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは!
↓↓↓よろしければこちらもタップorクリックよろしくお願いします↓↓↓